01月
28

はつばしょ。

大相撲初場所、千秋楽を終えてほっとしております。
平幕優勝は個人的に素直に喜べないところがありますが
怪我で休場明けの髙安関が今場所は大関らしい好成績だったのでホクホクですよ。
後半はもう安定感抜群の取り組みだったので来場所は期待しても良いかな。
まあ千秋楽まで何があるか分からないのが大相撲なのでなんとも言えませんが
やはりコツコツと稽古に励めば自ずと結果に出るのだなという事が証明された初場所だったと思います。
で、肝心の稀勢の里関ですが、私的見解では正直この先も厳しいかと…。
今場所はほぼ万全の状態で挑んだ訳ですが
やはり筋肉断絶は100%治る訳もなく、
それが原因で得意の「左を差す」相撲が思い通りに出来なくなり、
全てが狂ってしまっているようで
しかも昨年からの休場続きと年齢もあるのか、
完全に足腰が弱くなって肝心の土俵際残せない状態で
本人もかなりジレンマに陥っているという感じでしょうか。
じゃあ押し相撲に変えればいいじゃないかという人もいるでしょうが、
そもそもそこまで器用なタイプではない(変えられていれたらもうとっくの昔に横綱になっていた)のと
残念ながらどうも部屋の事情が複雑
(現親方である兄弟子が前頭止まりだったので助言出来ないし強く出れない←ここが相撲のおかしな体質部分でもある)
なので横綱に助言出来る人がいないという不幸が重なっている為、
今のままでは復活は無理かと思われます。
この状態を打破するキーマンとして大関髙安関の存在が十分に大きいと思うので
なんとか良い方向に向かってくれれば良いのですが…
まあどんな結果になろうとも、ワタクシは勿論最後まで応援していく所存であります。

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