04月
09

しん・えゔぁんげりおん

やっとこ『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観て来ました。
前作の『:Q』が突拍子過ぎて
自分的混乱を避ける為にざっくりネタバレ見てから観に行ったのですが
これが私的には更にプラスに働いてくれて
じっくり吟味しながら観る事が出来ました。
これで劇場版完結となる訳ですが納得の結末でホント良かった。
そしてここまで完結するのに本当に長過ぎたw
分かりやすく簡単に比較しながら説明すると
『鬼滅の刃』が他人との関わりであるとすれば
『エヴァンゲリオン』は己との対峙ってとこでしょうか。
「少年少女が機械に乗って敵とドンパチやってるアニメじゃないの?」って思われがちですが
そうじゃないんですよねー。
そもそもエヴァンゲリオンや使徒とはただの器であって正直そんなのどうでも良いんです。
監督がこの作品を通して伝えたかった、表現したかったのは
14歳という1人の少年の自己の葛藤と精神の成長録なんですよね。
そこは年月に関係なく、テレビアニメと変わらずブレずに突き通してくれたので
すっきりしたというか、きっちり消化出来て本当に良かったですわ。
(これで違う路線に完結してたら庵野監督嫌いになるところでしたwいやマジで。)

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