07月
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きみたちはどういきるか。

ジブリの話題作である映画『君たちはどう生きるか』を観てきました。
初日から評価が真っ二つに割れている作品ですが
映画のタイトルのつけ方に問題があるなというのが正直な感想です。
要するにタイトルが某小説と同じであるがゆえにいろんな憶測を呼んで深堀した結果、
賛否両論となってしまっているようです。
内容は今までのジブリ作品を集結させた感じで
そんなに難しいストーリーでは無いのですが
色々付け足し過ぎた結果、ちょっとファンタジー要素が強いかなという感じでしょうか。
強いて言えば『ハウル』の和風版っていう感じかな。
ただやっぱり宮崎駿監督の凄いなと思うところは
劇中の流れがスムーズで違う場面の転換の箇所でも全く違和感なく進行して行くところで
大体他のアニメ作品を観ていても「あれ?ちょっとここは違和感が…」と必ず1箇所は感じるものなのですが
この作品はストレス無く最後まで見続けられるというところでしょうか。
あと今までのジブリ作品はどうしても起承転結の結の部分が中途半端な終わり方になっている事が多く
正直かなり不満だったのですが
この作品は私的に作品にあった終わり方だったのでそこが物凄く良かったんじゃないかなと思います。
やっぱり中盤どんなに盛りがっていても結の部分が締まらないとモヤモヤした作品になってしまうので
いかにラストが重要で作品全体の満足度が得られるかということが再認識出来た映画でございました。

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