09月
23

きりきり。

大相撲9月場所、無事千秋楽を終えました。
進退をかけた稀勢の里関もギリギリ二桁勝利を収めたので
現役続行となり、願掛けと胃の痛い日々から少しだけ開放されます。
でも本当の闘いは次の11月場所。
今回は長い休場明けからの復帰だったので
甘い施しを受けるカタチとなりましたが
現役続行となれば横綱は優勝争いに常に加わらないといけない訳で
二桁白星と優勝は当たり前になるのでね、
勝ち越せばそれで十分とはいかなくのです。
それは横綱本人も重々承知のハズ。
稀勢の里関に関わらず、後半に精細と欠いた鶴竜関も同じ事。
頂点に立ち続ける限り、気が休まらない世界ですな。
しかし稀勢の里関の人気は凄い。
決して天才肌ではない、口数少なく静かにコツコツと努力を重ねる姿が支持されてる訳ですが
彼の今回の努力は凄かった。
脆かった足腰をびくともしない身体に鍛え直し、
弱い心を隠して15日間自分との闘いに打ち勝った姿に惜しみない拍手を送りたい。
15日間お疲れ様でした。
支えてくれた人達、応援してくれたファンの方達、全ての方々に恩返しする為に
来場所はもう一回り踏ん張って今場所よりも堂々とした姿を見せて下さい。

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