07月
23

かりぐらしのありえってぃ。

本日は仕事帰りに
『借りぐらしのアリエッティ』を観て来ました。
あれ?
レディースデーじゃないのに観に行ったの?って突っ込まれそうですが、
実は某大手映画館では年会費500円支払うと
毎週金曜日は会員デーとして1000円で映画が観れるのですよ。
なので年間通してチョロチョロと映画を観に行くワタクシにとっては
なんてお得なシステム、有り難いわぁ〜。
という事で今後は金賞日に観る事が多くなりそうです。
で、肝心の映画の方はといいますと
全体的にこれといった派手さはないものの、
歴代ジブリ作品の良さを含みつつ、
でも宮崎監督とはまた違ったストーリーの要素を持った作品なので
観終わった後に余韻が残る感じでした。
しかしただちょっと残念な事は
お手伝いさんが最後まで悪者で終ってしまう事。
宮崎監督の作品の殆どはたとえ悪役であっても
「何故そうなったのか、なってしまったのか」という事が明確で
なおかつ「でも本当はみんな良い人、本心から悪い人なんてそうそういない」
という一貫したキャラ設定がされてるのに対し、
アリエッティに出て来るお手伝いさんは個性は強いものの、
設定がイマイチ不十分な為、
心ない使用人で終ってしまってるのが私的には残念な感じでございましたわ。
でも主題歌も作品のイメージにとても良く合ってるし、
個人としてはジブリの作品の中でも上位に入るかな、的な作品でした。

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