11月
14

ゔぃよんのつま。

最近映画づいております。
観たいと思う映画が多く上映されているもので。
別に太宰治のファンという訳ではないんですが、
独特の世界観をどのように表現してるのかとても興味があり、
丁度某映画館グループが値引きデーだったので、
『ヴィヨンの妻』を観てきました。
常に死にたいと願う夫とその夫に寄り添う妻。
愛人がいたり、酒に溺れたり、お金にだらしなかったりと
最低な夫にどうしてそこまで尽くせるのか、
正直この夫婦に共感出来る部分は何一つなかったのですが、
妻佐知の最後の言葉
『生きてるだけでいいじゃない』の台詞に
究極の愛のカタチを突きつけられたようで
深く考えさせられる作品でございました。
そう、生きてるだけでいいじゃない。
過去は決して消せるものではないけれど、
生きてる限り何度でもやり直しは出来るのです。
うーん、深いわぁ。


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